田園調布雙葉学園記念館修復工事 /Denenchofu Futaba Repair Construction

主要用途/Principal use :   学校 School
所在地/Location :      東京都世田谷区玉川田園調布
              Setagaya-ku TamagawaDenenchofu Tokyo
延床面積/Gross floor area : 148.54㎡
規模/Dimension :      地上1階地下1階 
              1 stories above 1 stories underground

構造/Structure :      RC造木造  RC,Wooden
撮影/Photo :        GBS
竣工/Completion :      2014年11月 November2014

田園調布雙葉学園記念館修復工事

 学校の旧校舎を解体した時の材料を使って47年前に建てられた事務所を記念館としてリフォームした。

 リフォームの目的の大部分は耐震性を高めるのと耐火性能を高める事であった。耐震設計の為に清水寺とか富岡製糸場などの耐震補強設計を手がけている構造家の江尻憲泰氏に構造設計の依頼をしたが、やはり予想通り、木造本体の耐震補強だけではなくその下のコンクリート造の補強も必要であった。全国の雙葉学園の11月の総会には地下の完全な耐震補強工事は間に合わないので、部分補強ですませ、翌年の夏に本補強を行うスケジュールとした。木造部分については補強、耐火工事を完全に終わらせるなか、火によって膨らんで保護幕となる新製品の木造用の耐火塗料と耐火構造合板を用いる事にした。

 使い勝手を考慮に扉を一枚作り直す意外、間取りやデザイン/設計作業の必要性は殆どなかった。今まで事務所として使われてきた過程で、蛍光灯や扇風機等のかなり唐突な物が数多く取り付けられていたので、それらを外したり整理したりが主のスタイリング作業の内容で、デザイン行為は天井の照明計画とオリジナルデザインの置き家具、それと外観の色決めに集約された。この色については平山郁夫画伯が残した旧校舎の水彩絵、平山郁夫婦人に知り合いの弟子に聞いてもらったその水彩が描かれた当時のいきさつ、シスターや学校関係者の当時の色の記憶をもとに決めた。そしてきっかけとなったの平山郁夫画伯の水彩を私のすすめで記念館のエントランスに飾ってもらう事にした。

 

 

福岡雙葉学園新校舎/Fukuoka Futaba Gakuen

主要用途/Principal use :   高校 High School
所在地/Location :      福岡県福岡市 Fukuoka-shi Fukuoka Pre.
敷地面積/Lot area :     31185.64㎡
建築面積/Building area:   772.26㎡
延床面積/Gross floor area : 2392.66㎡
規模/Dimension :      地上3階地下2階 
              3 stories above 2 stories underground

構造/Structure :      RC造一部S造  RC,Steel
撮影/Photo :        Nacasa & Partners Inc.
竣工/Completion :      2012年5月 May2012 

ラパン保育園(リノベーション)/  Lapin Nursery (renovation)

主要用途/Principal use :   保育園 Nursery
所在地/Location :      埼玉県坂戸市 Sakado Saitama Pre.
延床面積/Gross floor area : 769.76㎡
撮影/Photo :        Nacasa & Partners Inc.
竣工/Completion :      2011年3月 March2011

              Starring Doping Lamp
              Design: Guen BERTHEAU-SUZUKI /1989 

ラパン保育園(リノベーション)

 集合住宅の保育園への用途変更である。構造的な遡求工事を避ける、または、もともと対応をしていなかった車椅子関係のバリアフリー法の扱いをどうするか、その他の法的な分析に一番時間を費やしたような仕事である。模様替えである事から、ごく一般的な集合住宅を、あまり手を加えすぎずに、いかに保育園らしい建物に返信させるか、が、もう1つの課題であった。

 外観のデザインは、どこかしらバッタに見える階段のデザインに集約された。グリーンと青の色ガラスで沈み気味の全体イメージを盛り上げるだけでなく、子供達が同じ階段を利用するときに、空や周りの自分達の地域の風景を再発見する、同時に室内に入る自然光に色見を与える狙いがあった。

 室内については下駄箱の子供用のアルコーブ、潜り口、円盤のような照明等で、少し遊具のような雰囲気をもつエントランスをまず、作ろうとした。その他は、年齢別のお昼寝の部屋等は都市の中の建物のように設定し、遊びやおやつの部屋はみんなが集まる都市の中の広場のように計画した。既存の窓と同じ形の掲示板や、照明の配置がその集まる空間を表現している。

 保育園らしくするという事、それは子供っぽいデザインを目指す事では決してない。子供は小さな大人、楽しげなアイディアを考えるとき、色彩計画や照明計画を含めて子供達のセンスを磨く為に、いかにハイセンスなスタイルを目指すかが、託された役目だと思った。

坂戸あずま幼稚園/Sakado Azuma Kindergarten

主要用途/Principal use :   幼稚園増築 Kindergarten(addition)
所在地/Location :      埼玉県坂戸氏清水町 
               Shimizu-cho Sakado-shi Saitama
Pre.
敷地面積/Lot area :     4451.74㎡
建築面積/Building area:   173.78㎡
延床面積/Gross floor area : 266.02㎡
規模/Dimension :      地上2階 2 stories above
構造/ Structure :      RC造鉄骨造 RC,Steel
撮影/Photo :        GBS
竣工/Completion :      2004年9月 September2004

坂戸あずま幼稚園

発見、楽しさ、センス。

坂戸あずま幼稚園の保育棟は、この3点に思いを寄せながら設計した。

<<発見>>
屋上に上がって空を再発見、空と森との新しい関係を再発見、
更には新たな星を発見しちゃったりとか、子供の想像が膨らんでくれたらと思った。

<<楽しさ>>エントランスロビー、保育室、階段室の各々の空間の繋がりを大切にすることで、子供達が同じ場所を共有する事の楽しさに、できるだけ貢献したかった。

<<センス>>
子供は小さな大人。この設計で、楽し気なアイディアを考えたとき、
色彩計画等でも子供達のセンスを磨くために、子供っぽさではなく、ハイセンスなスタイルを目指した。


 積み木のデザイでも、上記の3ポイントがガイドラインとなった。ルーズなパズルにする事で、一通りの積み方だけを押しつけるのではなく、想像力を働かせ、新たな組み合わせ方、新たな遊び方を発見してもらう。
 動物と人間達、お互いをリスペクトする事で、より楽しい関係が築ける事を願い、箱の中の配置も子供達が動物達の上に乗らないようにデザインした。
 何故ピンクのゾウなの?何故赤いサイなの?それは子供達に楽しげな理由/物語を考えてもらえればと思った。私の課題は、そのピンクや、赤や、黄色等も含めて積み木のデザインのセンスだった。

JACPA

主要用途/Principal use :   事務所及び体育館 Office & Gym
所在地/Location :      東京都小平市美園町
               Misonocho, Kodaira-shi Tokyo

敷地面積/ Lot area :     538.84㎡
建築面積/ Building area:   422.53㎡
延床面積/ Gross floor area : 1477.69㎡
規模/ Dimension :      地上5階地下1階
               5 stories above 1 stories underground

構造/Structure:       RC造 RC
撮影/ Photo :        Nacasa & Partners Inc.
竣工/ Completion :      2003年8月 August2003

JACPA

 全国の幼稚園へ体育の先生を派遣することを主たる事業としている会社の本社ビルである。敷地は小平駅から小さな鳥居を介して覗ける位置にある。この鳥居の存在によって、将来もこの建物の側面は塞がれる事はないであろうと思って、木を一本、外壁に簪(かんざし)のように挿すことにした。この空中に浮かぶシンボルツリーは駅前広場の唯一の特徴である3本の大木と連動して、周辺の街並に少し貢献できればという思いと、スポーツ等を通して子供の教育に携わっている会社の看板として位置づけている。また、たくましく育っていく子供の成長を象徴する、ある意味で自由奔放に(斜線制限に対しても)育っていく看板もイメージしている。

 一方、外観デザイン全体に対し、上記の子供の教育を任される会社としての社会的な信用度を表現する厳格さと同時に、2階にある体育館をはじめ、最終的には子供のための建物である事をふまえて、その厳格さを少し和らげたスタイルが望まれると考えた。その為にシンボルツリー以外に、商店街側の外観のカーテンウォールを子供の落書きのようなパターンにしたりと、楽しさを呼ぶ案も導入しようと思った。

 室内空間に対しても色合いだけでなく、子供の輪郭からなる開口部や、木の枝群に入り込んだ梁群をもつ階段室等、遊び感覚のあるアイディアを所々に散りばめた。同時にこれらの案が『子供じみたデザイン』である事を可能な限り避けようとしたつもりである。なぜなら子供を小さな大人としてとらえなければならない中、この小さな大人のセンスを教育していくのがこの建物のささやかな役目だと思ったからである。これは幼稚園等からの設計のお仕事を頂戴したときや、日本やフランスのメーカーのために玩具をデザインしたときにも、持ち続けている私のスタンスである。

 

JACPA

 The building contain a Gymnasium for Children and its lockers room, showers etc, a multi purpose room for different educational program in the ground floor, baby room and parents room overviewing the gymnasium activities, the head office of the owner company which are sending sport-professors to the kindergartens all over Japan, and on top,,a futsall court .

 The design challenge was to give a respectable image through architecture, but not too severe, since it was a building of a company dealing with business for kindergarten children.

 To achieve this, some engineering-style design was somehow childeshly transformed like the curtainwall disformed as if it was drawn by a kind of kindergarten. Or some joyful ideas was introduced both in interior and exterior: The window in a shape of a boy, the disforming mirrors in the corridor, the tree hanged on the facade etc.

 About that tree, it symbolize a wealthful education of children like the one of old time when old persons was telling stories to children under a huge Oak tree. On the other hand the same hanged tree place was strategically chosen to match with the 3 big trees which are existing in the adjacent railway station plaza and the little temple TORII to make an ensemble who give sense to the surrounding urban environment, i/e the mother town of the children who are using this building facilities.